- 『この世界の片隅に』片渕須直
- 『シン・ゴジラ』庵野秀明、 樋口真嗣
- 『レヴェナント: 蘇えりし者』アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 『サウルの息子』ネメシュ・ラースロー
- 『リップヴァンウィンクルの花嫁』岩井俊二
- 『シング・ストリート 未来へのうた』ジョン・カーニー
- 『淵に立つ』深田晃司
- 『ロブスター』ヨルゴス・ランティモス
- 『最後の追跡』デヴィッド・マッケンジー
- 『ズートピア』リッチ・ムーア、バイロン・ハワード
- 『ディストラクション・ベイビーズ』真利子哲也
- 『マジカル・ガール』カルロス・ベルムト
- 『ヴィクトリア』ゼバスティアン・シッパー
- 『ヒメアノ~ル』吉田恵輔
- 『COP CAR/コップ・カー』ジョン・ワッツ
- 『葛城事件』赤堀雅秋
- 『FAKE』森達也
- 『裸足の季節』ドゥニズ・ガムゼ・エルグヴァン
- 『ボーダーライン』ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 『オデッセイ』リドリー・スコット
- 『アイアムアヒーロー』佐藤信介
- 『ハドソン川の奇跡』クリント・イーストウッド
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』スティーヴン・スピルバーグ
- 『君の名は。』新海誠
- 『ドント・ブリーズ』フェデ・アルバレス
- 『何者』三浦大輔
- 『エクス・マキナ』アレックス・ガーランド
- 『女が眠る時』ウェイン・ワン
- 『二重生活』岸善幸
- 『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』リチャード・リンクレイター
- 『イレブン・ミニッツ』イエジー・スコリモフスキ
- 『ヘイトフル・エイト』クエンティン・タランティーノ
- 『永い言い訳』西川美和
- 『クリーピー 偽りの隣人』黒沢清
- 『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』エドワード・ ズウィック
- 『デッドプール』ティム・ミラー
- 『カルテル・ランド』マシュー・ハイネマン
- 『海よりもまだ深く』是枝裕和
- 『ルーム』レニー・アブラハムソン
- 『湯を沸かすほどの熱い愛』中野量太
- 『エンド・オブ・キングダム』ババク・ナジャフィ
- 『ちはやふる-上の句-』小泉徳宏
- 『アメリカン・スリープオーバー』デヴィッド・ロバート・ミッチェル
- 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』アダム・マッケイ
- 『スティーブ・ジョブズ』ダニー・ボイル
- 『キャロル』トッド・ヘインズ
- 『殿、利息でござる!』中村義洋
- 『ちはやふる-下の句-』小泉徳宏
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ルッソ兄弟
- 『悦楽交差点』城定秀夫
- 『教授のおかしな妄想殺人』ウディ・アレン
- 『ジャングル・ブック』ジョン・ファヴロー
- 『手紙は憶えている』アトム・エゴヤン
- 『聖杯たちの騎士』テレンス・マリック
- 『ダゲレオタイプの女』黒沢清
- 『ジェイソン・ボーン』ポール・グリーングラス
- 『スター・トレック BEYOND』ジャスティン・リン
- 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』ジェイ・ローチ
- 『スポットライト 世紀のスクープ』トーマス・マッカーシー
- 『グランドフィナーレ』パオロ・ソレンティーノ
- 『超高速!参勤交代 リターンズ』本木克英
- 『64-ロクヨン-前編』瀬々敬久
- 『セトウツミ』大森立嗣
- 『聖の青春』森義隆
- 『園子温という生きもの』大島新
- 『続・深夜食堂』松岡錠司
- 『帰ってきたヒトラー』デヴィット・ヴェント
- 『スーサイド・スクワッド』デヴィッド・エアー
- 『団地』阪本順治
- 『ブラック・スキャンダル』スコット・クーパー
- 『ぼくのおじさん』山下敦弘
- 『ゴーストバスターズ』ポール・フェイグ
- 『お父さんと伊藤さん』タナダユキ
- 『築地ワンダーランド』遠藤尚太郎
- 『64-ロクヨン-後編』瀬々敬久
- 『HiGH&LOW THE MOVIE』久保茂昭
- 『ヒッチコック/トリュフォー』ケント・ジョーンズ
- 『ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年』阪本順治
- 『ミュージアム』大友啓史
- 『SCOOP!』大根仁
- 『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』和泉聖治
- 『シチズンフォー スノーデンの暴露』ローラ・ポイトラス
- 『パディントン』ポール・キング
- 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ギャレス・エドワーズ
- 『インフェルノ』ロン・ハワード
- 『怒り』李相日
- 『ホドロフスキーの虹泥棒』アレハンドロ・ホドロフスキー
- 『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』アルバート・メイスルズ
- 『インデペンデンス・デイ リサージェンス』ローランド・エメリッヒ
- 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』ダグラス・マッキノン
- 『ザ・ウォーク』ロバート・ゼメキス
- 『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』鹿島健城
- 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ザック・スナイダー
- 『白鯨との闘い』ロン・ハワード
- 『テラフォーマーズ』三池崇史
あなたはこの映画を見終わったあと、自分の右手をじっと見つめることだろう。この世界の片隅で、小さな幸せを噛み締めることだろう。『この世界の片隅に』には、あなたの”こころ”に直接訴えかけてきて、ポジティブに作用させる力がある。
角川シネマまで見に行ったら、たまたま深田晃司監督のティーチインもあって、少しだけお話させて頂いた。僥倖なり。それにしてもすごい映画だ。赤が画面を支配する、非暴力的暴力映画。
アニメのコスチュームを着て踊りたい!という少女の無邪気な願いが地獄の連鎖を呼ぶ、冥府魔道ムービー。とっても意地悪で、とっても残酷で、とっても救いがない大傑作なので、未見の方は可及的速やかに鑑賞してくだされ。
ケビン・ベーコンのカッコ悪すぎる走りっぷり(しかもタンクトップ)が忘れられない。
コーエン兄弟がシナリオを手がけていることで、いかにもスピルバーグらしい王道たる演出の端々に、東ドイツの胡散臭い偽家族のような毒っ気のあるユーモアが紛れ込むのが面白い。
シナリオの巧妙さに唸る。ラストシーンは天国と地獄オマージュと勝手に妄想(話と全然関係ないけど)。
リチャード・リンクレイターがヒッチコキアンだったとは知らなんだ。作風だいぶ違う気がするけど。
ファンタジー系と見せかけて、まさかのホモソーシャル映画だった。ピーターオトゥール&オマーシャリフの「アラビアのロレンス」コンビ共演だからってことか?
OTHER RANKINGS
- 1.
- 『ハドソン川の奇跡』 クリント・イーストウッド
- 2.
- 『キャロル』 トッド・ヘインズ
- 3.
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』 スティーヴン・スピルバーグ
- 4.
- 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』 ジェイ・ローチ
- 5.
- 『山河ノスタルジア』 ジャ・ジャンクー
- 6.
- 『サウルの息子』 ネメシュ・ラースロー
- 7.
- 『スポットライト 世紀のスクープ』 トーマス・マッカーシー
- 8.
- 『イレブン・ミニッツ』 イエジー・スコリモフスキ
- 9.
- 『ブルックリン』 ジョン・クローリー
- 10.
- 『ルーム』 レニー・アブラハムソン
- 1.
- 『この世界の片隅に』 片渕須直
- 2.
- 『シン・ゴジラ』 庵野秀明、 樋口真嗣
- 3.
- 『淵に立つ』 深田晃司
- 4.
- 『ディストラクション・ベイビーズ』 真利子哲也
- 5.
- 『永い言い訳』 西川美和
- 6.
- 『リップヴァンウィンクルの花嫁』 岩井俊二
- 7.
- 『湯を沸かすほどの熱い愛』 中野量太
- 8.
- 『クリーピー 偽りの隣人』 黒沢清
- 9.
- 『オーバー・フェンス』 山下敦弘
- 10.
- 『怒り』 李相日
- 1.
- 『シン・ゴジラ』 庵野秀明、 樋口真嗣
- 2.
- 『この世界の片隅に』 片渕須直
- 3.
- 『デッドプール』 ティム・ミラー
- 4.
- 『アイアムアヒーロー』 佐藤信介
- 5.
- 『クリーピー 偽りの隣人』 黒沢清
- 6.
- 『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』 ルッソ兄弟
- 7.
- 『オデッセイ』 リドリー・スコット
- 8.
- 『エクス・マキナ』 アレックス・ガーランド
- 9.
- 『ボーダーライン』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 10.
- 『ゴーストバスターズ』 ポール・フェイグ
- 1.
- 『ありがとう、トニ・エルドマン』 マーレン・アデ
- 2.
- 『エル ELLE』 ポール・ヴァーホーヴェン
- 3.
- 『ネオン・デーモン』 ニコラス・ウィンディング・レフン
- 4.
- 『アクエリアス』 クレベール・メンドンサ・フィリオ
- 5.
- 『スラック・ベイ』 ブリュノ・デュモン
- 6.
- 『ジュリエッタ』 ペドロ・アルモドバル
- 7.
- 『垂直のまま』 アラン・ギロディ
- 8.
- 『ジャングルの掟』 アントナン・ペレジャトコ
- 9.
- 『キャロル』 トッド・ヘインズ
- 10.
- 『夢が作られる森』 クレール・シモン
AWARDS
- 作品賞
- 『スポットライト 世紀のスクープ』 トーマス・マッカーシー
- 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 アダム・マッケイ
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』 スティーヴン・スピルバーグ
- 『ブルックリン』 ジョン・クローリー
- 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ジョージ・ミラー
- 『オデッセイ』 リドリー・スコット
- 『レヴェナント: 蘇えりし者』 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 『ルーム』 レニー・エイブラハムソン
- 監督賞
- アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ (『レヴェナント: 蘇えりし者』)
- アダム・マッケイ (『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)
- ジョージ・ミラー (『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)
- レニー・アブラハムソン (『ルーム』)
- トム・マッカーシー (『スポットライト 世紀のスクープ』)
- 主演男優賞
- レオナルド・ディカプリオ (『レヴェナント: 蘇えりし者』)
- ブライアン・クランストン (『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』)
- マット・デイモン (『オデッセイ』)
- マイケル・ファスベンダー (『スティーブ・ジョブズ』)
- エディ・レッドメイン (『リリーのすべて』)
- 主演女優賞
- ブリー・ラーソン (『ルーム』)
- ケイト・ブランシェット (『キャロル』)
- ジェニファー・ローレンス (『ジョイ』)
- シャーロット・ランプリング (『さざなみ』)
- シアーシャ・ローナン (『ブルックリン』)
- 助演男優賞
- マーク・ライランス (『ブリッジ・オブ・スパイ』)
- クリスチャン・ベール (『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)
- トム・ハーディ (『レヴェナント: 蘇えりし者』)
- マーク・ラファロ (『スポットライト 世紀のスクープ』)
- シルヴェスター・スタローン (『クリード チャンプを継ぐ男』)
- 助演女優賞
- アリシア・ヴィキャンデル (『リリーのすべて』)
- ジェニファー・ジェイソン・リー (『ヘイトフル・エイト』)
- ルーニー・マーラ (『キャロル』)
- レイチェル・マクアダムス (『スポットライト 世紀のスクープ』)
- ケイト・ウィンスレット (『スティーブ・ジョブズ』)
- 脚本賞
- トム・マッカーシー、ジョシュ・シンガー (『スポットライト 世紀のスクープ』)
- マット・チャーマン、ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン (『ブリッジ・オブ・スパイ』)
- アレックス・ガーランド (『エクス・マキナ』)
- ピート・ドクター、メグ・レフォーヴ、ジョシュ・クーリー、ロニー・デル・カルメン (『インサイド・ヘッド』)
- ジョナサン・ハーマン、アンドレア・バーロフ、S・レイ・サヴィッジ、アラン・ウェンカス (『ストレイト・アウタ・コンプトン』)
- 脚色賞
- アダム・マッケイ、チャールズ・ランドルフ (『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)
- ニック・ホーンビィ (『ブルックリン』)
- フィリス・ナジー (『キャロル』)
- ドリュー・ゴダード (『オデッセイ』)
- エマ・ドナヒュー (『ルーム』)
- 金熊賞
- 『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』 ジャンフランコ・ロッシ
- グランプリ
- 『サラエヴォの銃声』 ダニス・タノヴィッチ
- 監督賞
- ミア・ハンセン=ラヴ (『未来よ こんにちは』)
- 男優賞
- マジ・マストゥーラ (『Hedi』)
- 女優賞
- トリーヌ・ディルホム (『ザ・コミューン』)
- 脚本賞
- トマシュ・ヴァシレフスキ (『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ』)
- パルムドール
- 『わたしは、ダニエル・ブレイク』 ケン・ローチ
- グランプリ
- 『たかが世界の終わり』 グザヴィエ・ドラン
- 審査員賞
- 『American Honey』 アンドレア・アーノルド
- 監督賞
- 『エリザのために』 クリスティアン・ムンジウ
『パーソナル・ショッパー』 オリヴィエ・アサヤス - 男優賞
- シャハブ・ホセイニ (『セールスマン』)
- 女優賞
- ジャクリン・ホセ (『ローサは密告された』)
- 脚本賞
- 『セールスマン』 アスガー・ファルハディ
- 金獅子賞
- 『立ち去った女』 ラヴ・ディアス
- 審査員大賞
- 『ノクターナル・アニマルズ』 トム・フォード
- 審査員特別賞
- 『マッドタウン』 アナ・リリー・アミールポアー
- 監督賞
- アマト・エスカランテ (『触手』)、アンドレイ・コンチャロフスキー (『パラダイス』)
- 男優賞
- オスカル・マルティネス (『笑う故郷』)
- 女優賞
- エマ・ストーン (『ラ・ラ・ランド』)
- 脚本賞
- ノア・オッペンハイム (『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)
- 2024年、2023年、2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年、2011年、2010年、2009年、2008年、2007年、2006年、2005年、2004年、2003年、2002年、2001年、2000年、1999年、1998年、1997年、1996年、1995年、1994年、1993年、1992年、1991年、1990年、1989年、1988年、1987年、1986年、1985年、1984年、1983年、1982年、1981年、1980年、1979年、1978年、1977年、1976年、1975年、1974年、1973年、1972年、1971年、1970年、1969年、1968年、1967年、1966年、1965年、1964年、1963年、1962年、1961年、1960年、1959年、1958年、1957年、1956年、1955年、1954年、1953年、1952年、1951年、1950年、1949年、1948年、1947年、1946年、1945年、1944年、1943年、1942年、1941年、1940年、1939年、1938年、1937年、1936年、1935年、1934年、1933年、1932年、1931年、1930年、1929年、1928年、1927年、1926年、1925年、1924年、1923年、1922年、1921年、1920年
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