「『荒野の七人』時代劇を西部劇に換骨奪胎した、偉大なるクロサワ・リメイク ※注!ネタバレ含みます。」という考察記事をCINEMOREに寄稿しました。
2010年にエンパイアが選んだ「史上最高の外国語映画100本」1位。2018年にBBCが選んだ「史上最高の外国語映画ベスト100」1位。黒澤明の『七人の侍』(54)は、間違いなく日本映画の偉大なる到達点のひとつにして、今なお世界に影響を与え続けているワールド・スタンダード・フィルムだ。
様々なアングルで複数のカメラを同時に回すマルチカム撮影、戦闘シーンでのスローモーション表現、望遠レンズを活用したスピード感溢れる映像。『七人の侍』における数々のテクニックが、その後あらゆる映画のあらゆる場面に模倣され、次代のアクション映画の礎となった。そしてこの偉大なフィルムを、時代劇から西部劇に移し替えてリメイクしたのが、ご存知『荒野の七人』(60)なのである。
ぜひご一読ください!
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