『ボディ・ダブル』の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『ボディ・ダブル』映画への淫らなラブレター」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

下劣で、下品で、猥雑で、低俗。ブライアン・デ・パルマ映画にべっとりと貼りついた、この圧倒的B級感は何なのだろう(褒めてます)。アル・パチーノ主演の『スカーフェイス』(83)でメジャー監督として認知され、てっきり今後はビッグ・バジェットの大作を手がけるものと思いきや、次の作品がより下劣で、より下品で、より猥雑で、より低俗なエロティック・スリラー『ボディ・ダブル』(84)である。サイコーではないか。

デ・パルマがこの映画のアイディアを思いついたのは、『殺しのドレス』(80)の撮影中のことだった。アンジー・ディキンソンが序盤でシャワーを浴びているシーンで、ヌードを吹き替え(ボディ・ダブル)に演じてもらったとき、彼に天啓が閃く。ボディ・ダブルをモチーフにしたサスペンス映画って、結構イケるんじゃないか?さっそく彼は脚本家ロバート・J・アヴレッチの元を訪れ、共同でのシナリオ執筆を依頼する。アブレックは、若いフィルムメーカーの情熱に圧倒された。

ぜひご一読ください!

アーカイブ

メタ情報

最近の投稿

最近のコメント

カテゴリー