『パンチドランク・ラブ』の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『パンチドランク・ラブ』ポップで、ハイブロウで、エキセントリックなラヴ・ストーリー」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

『パンチドランク・ラブ』(02)、”強烈な一目惚れ”。いやー何てポップで、ハイブロウで、エキセントリックなタイトルなんだろう。それに輪をかけて映画自体も、ポップで、ハイブロウで、エキセントリックなラヴ・ストーリー。筆者はこの映画が大好きなんであります。

ザックリ内容をかいつまむと、こんな感じ。ヘンテコな吸盤棒の販売を営む主人公バリー・イーガン(アダム・サンドラー)は、姉が7人もいるという特殊環境で育ったせいか、いささか情緒不安定。すぐにキレてはモノを破壊してしまい、恋愛とは程遠い生活を送っていた。そんな彼の唯一の楽しみは、プリンを爆買いして航空会社のマイレージを貯めること(このエピソードは、デヴィッド・フィリップスなる人物がヘルシー・チョイス社のプリンを約3,000ドル分購入して、100万マイルを超えるマイレージをゲットした実話に基づいている)。

そんなある日、姉のエリザベス(メアリー・リン・ライスカブ)が連れてきた同僚のリナ(エミリー・ワトソン)にバリーが一目惚れ。次第に二人の距離は縮まっていくが、何の気なしに利用してしまったテレフォンセックス・サービスから、様々なトラブルに見舞われることになってしまう…。

ぜひご一読ください!

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