『シング・フォー・ミー、ライル』サウンドトラックの考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました

ショーン・メンデスの歌声が映画に与える奥深さ 『シング・フォー・ミー、ライル』観客を夢中にさせる音楽のパワー」という考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました。

『シング・フォー・ミー、ライル』には、前述の既成曲以外にオリジナルの楽曲も収録されている。作詞・作曲を手がけているのは、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールによる音楽デュオ、パセク&ポール。いま最も映画界でホットなソングライティングチームと言っても過言ではないだろう。

デイミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド』(2016年)では、ジャスティン・ハーウィッツが作曲した挿入歌「City of Stars」の作詞を担当(そしてアカデミー賞とゴールデングローブ賞で楽曲賞を受賞)。続く『グレイテスト・ショーマン』(2017年)では作詞のみならず作曲も手がけ、その後も『アラジン』(2019年)、『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021年)と着実にキャリアを積み重ねてきた。

『シング・フォー・ミー、ライル』監督のウィル・スペックとジョシュ・ゴードンは、ミュージカル映画を演出するのは今回が初めて。だからこそ、パセク&ポールのような卓越したソングライティングチームが必要だったのだろう。そして彼らは見事にその期待に応え、オーセンティックなミュージカルナンバーというよりも、「Sir Duke」、「I Like It Like That」、「Steppin’ Out」、「Crocodile Rock」と並べても遜色ないようなポップチューンで作品を彩ることに成功した。

ぜひご一読ください!

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