「『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』エディプス・コンプレックスの克服を巡る最終章」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。
スティーヴン・スピルバーグ、ポール・バーホーベン、デヴィッド・リンチ、デヴィッド・クローネンバーグ。錚々たるビッグ・ネームばかりだが、彼らは皆『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(83)の監督候補として名前が挙がったフィルムメイカーだ。
特にスピルバーグは、ジョージ・ルーカスにとって旧3部作(オリジナル・トリロジー)完結編を迎えるにふさわしい第一候補だった。仲間内で『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)の試写を行ったとき、その先進的すぎるスタイルに皆が戸惑いを見せるなか、ただ一人スティーヴン・スピルバーグだけが「こいつは史上最大の映画になるぞ!」と大絶賛。『スター・ウォーズ』の作曲家にジョン・ウィリアムズを推薦したのも、『ジョーズ』(75)でその才能に感銘を受けたスピルバーグである。
だが、アメリカ監督組合(DGA)がスピルバーグの参加を許さなかった。『スター・ウォーズ』の代名詞といえば、「遠い昔 はるかかなたの銀河系で…(A long time ago in a galaxy far, far away….)」で始まる独特なオープニングクロール。バックストーリーを説明するテキストが画面上方に向かって消えていくスタイルで、スタッフのクレジットは一切流れない。だが本来、主要スタッフは冒頭から表記するのがアメリカ映画の流儀。
ぜひご一読ください!
作品情報
スタッフ
- 監督/リチャード・マーカンド
- 脚本/ローレンス・カスダン、ジョージ・ルーカス
- 製作/ハワード・カザンジャン
- 製作総指揮/ジョージ・ルーカス
- 制作会社/ルーカスフィルム
- 原作/ジョージ・ルーカス
- 撮影/アラン・ヒューム
- 音楽/ジョン・ウィリアムズ
- 編集/ショーン・バートン、マーシア・ルーカス、デュウェイン・ダナム
- 美術/ノーマン・レイノルズ
- 衣装/アギー・ジェラード・ロジャース、ニロ・ロディス=ジャメロ
- SFX/リチャード・エドランド、デニス・ミューレン、ケン・ラルストン
キャスト
リチャード・マーカンド 監督作品レビュー
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年/アメリカ)
スター・ウォーズ シリーズ
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年/アメリカ)
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年/アメリカ)
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年/アメリカ)
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年/アメリカ)
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年/アメリカ)
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年/アメリカ)
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒(2015年/アメリカ)
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ(2017年/アメリカ)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年/アメリカ)
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け(2019年/アメリカ)
- スター・ウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー(2026年/アメリカ)
