竹島ルイの独断と偏見による1998年 ブック・コミックランキングです。ランキングは常に暫定的なので、明日にも変わるかもしれません。悪しからず。
- 『花男』松本大洋
- 『敵』筒井康隆
- 『理由』宮部みゆき
- 『手塚治虫の冒険』夏目房之介
- 『あさってDANCE』山本直樹
- 『これが答えだ! 新世紀を生きるための100問100答』宮台真司
- 『フィルムメーカーズ 4 ジェームズ・キャメロン』石上三登志
映画版は長塚京三がご飯の支度をしたり買い物行ったり原稿書いたりする「ジャンヌ・ディエルマン」ばりのミニマル生活描写だったが、原作は家の間取りやら食事の内容やら経済状況やらがとてつもないディテールで克明に描かれてて、ちょっと圧倒される。前時代的知識層としてのプライドと美学によって構築された主人公なりの理屈が三人称の客観的視点で書かれていて、終盤になっていくと支離滅裂になっていく感じも薄気味悪くて良き!
年度別ブック・ランキングランキング
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