「『ワイルドバンチ』西部開拓時代の神話を破壊した、最後のウェスタン」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。
「言ってみればサムは今の時代の外にいる男だと思う。今日、彼が生きている自体が不思議なことさ。人類が月に飛んでいく時代に昔のガンファイターが生きているという感じなのだ」(ダスティン・ホフマンのインタビューより引用*)
いきなりダスティン・ホフマンのコメントからこの稿を始めさせて頂いたが、もちろん“サム”とはサム・ペキンパーのことだ。『わらの犬』(71)で仕事をした彼に対する、率直な人物評である。それだけダスティン・ホフマンの目には、時代遅れのアウトローに映ったのだろう。
サム・ペキンパーは、終生“血”と“暴力”を描き続けた孤高の映画監督である。Bloody Sam(血まみれのサム)とも称された残虐描写で、一部の映画ファンからは熱狂的に歓迎され、一部の保守的な映画批評家からは強烈な批判を浴びた。しかしながら、人の意見なんぞどこ吹く風。ペキンパーは己の映画に絶対の自信を持ち、決して妥協を許さず、終生そのスタイルを崩すことはなかった。
ぜひご一読ください!
作品情報
スタッフ
- 監督/サム・ペキンパー
- 脚本/ウォロン・グリーン、サム・ペキンパー
- 製作/フィル・フェルドマン
- 制作会社/ワーナー・ブラザース=セヴン・アーツ
- 原作/ウォロン・グリーン、ロイ・N・シックナー
- 撮影/ルシアン・バラード
- 音楽/ジェリー・フィールディング
- 編集/ルイス・ロンバルド
- 美術/エドワード・キャリヤ
キャスト
サム・ペキンパー 監督作品レビュー
- ワイルドバンチ(1969年/アメリカ)
