『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』3つの偉大な才能によって生まれた、壮大なる西部劇へのオマージュ」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

『荒野の用心棒』(64)、『夕陽のガンマン』(65)、『続・夕陽のガンマン』(66)。クリント・イーストウッドと組んだ「ドル箱三部作」を区切りにして、セルジオ・レオーネは西部劇から手を引こうと考えていた。彼は、ハリー・グレイが書いた半自伝的小説「The Hoods」に触発され、ユダヤ系ギャングたちの物語を描こうと考えていたのだ。

レオーネは、『続・夕陽のガンマン』が完成するやすぐシナリオに取りかかったのだが、プロジェクトは遅々として進まない。それもそのはず、マカロニ・ウェスタンの父とまで称された男がいきなりギャング映画を撮ることに、どこの映画会社も及び腰だったのだ。結局レオーネは、念願の企画を一旦棚上げにして、再び西部劇の製作に舵を切ることにする(そこからおよそ20年という歳月を経て、彼の夢は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)という作品で結実することになる)。

ぜひご一読ください!

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