『突撃』の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『突撃』スタンリー・キューブリックのエモーション溢れる反戦映画」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

「何年経ってもいい映画がある。それを知るために50年も待つ必要はない」

自らが主演した『突撃』(57)に対するカーク・ダグラスのコメントである。どんだけ自画自賛なんだという気もするが、おそらく自分の偉業を讃えるというよりも、スタンリー・キューブリックに対する畏敬の念を、素直に表明したものと捉えるべきだろう。事実、この映画が公開されて50年以上が経過した現在でも、『突撃』は戦争映画の偉大なる到達点の一つとして映画史に鎮座している。

時計の針を’50年代に戻してみよう。『現金に体を張れ』(56)でハリウッド・デビューを飾ったキューブリックは、当時映画界から注目される存在となっていた。MGMで製作部門のチーフを務めていたドア・シャリーもその一人。彼はキューブリックを雇い、会社に山積みになっていたシナリオや原作本を片っ端からあたらせて、スクリプト作りを厳命したのである。

ぜひご一読ください!

アーカイブ

メタ情報

最近の投稿

最近のコメント

カテゴリー