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2026/2/16

『クライム101』(2026)の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『クライム101』仮面を剥ぎ取るための、静かなる逃走劇」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

アメリカ西海岸の背骨を貫く国道101号線。ポップカルチャー史において、このハイウェイは常に自由と逃走の舞台だった。

フォークロック・バンドのアメリカは、1972年に発表した「Ventura Highway」(101号線の別名)で、“自由な風が髪を吹き抜ける”瞬間を、西海岸への憧れとして刻み込んだ。ソーシャル・ディストーションは「Highway 101」で、“この世界を置き去りにして海岸線をひた走る”と熱唱し、ファントム・プラネットは「California」で、“101号線を南下することが成功へのチケット”と叫んだ。

映画史的にも、このハイウェイを避けては通れない。アルフレッド・ヒッチコック監督の『めまい』(58)では、101号線の一部であるゴールデンゲートブリッジが物語の重要なランドマークとして描かれ、ジョン・カーペンター監督の『ザ・フォッグ』(80)では、101号線から枝分かれする海岸線が不穏な恐怖の舞台となった。アレクサンダー・ペイン監督の『サイドウェイ』(04)で、中年男たちがワインを求めて彷徨った場所も、101号線沿いに広がるセントラルコーストの風景だ。

ぜひご一読ください!

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