オールタイム邦画ランキング(20位〜11位)

竹島ルイの独断と偏見によるオールタイムの邦画ランキングです。ランキングは常に暫定的なので、明日にも変わるかもしれません。悪しからず。

20位 『砂の女』(1964年/日本/勅使河原宏)

19位 『椿三十郎』(1962年/日本/黒澤明)

『用心棒』が冬の感じの狂想曲なら、『椿三十郎』はおおらかな春の感じの優雅な円舞曲。とにかく観客を飽きさせないスピードと、練り込まれたキャラクター・メイキングによって、エンターテイメントであらんとする痛快作。
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18位 『CURE』(1997年/日本/黒沢清)

17位 『天空の城ラピュタ』(1986年/日本/宮崎駿)

16位 『東京オリンピック』(1965年/日本/市川崑)

スポーツに疎い市川崑が、競技ではなく人間に焦点に当てることで新しいオリンピック映画の地平を開いた。「芸術か記録か」という大論争を引き起こした、生々しい1964年の記録。

15位 『12人の優しい日本人』(1991年/日本/中原俊)

パロディ作品は数あれど、オリジナルを比肩するほどの傑作になってしまった例というのは、あまり記憶にない。三谷幸喜の脚本も見事だが、その空気感を描き切った中原俊もグッジョブ。
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14位 『Love Letter』(1995年/日本/岩井俊二)

僕らが十代だった頃にしか感じ得ない空気。文科系青春を鋭利なナイフで切り取る、岩井俊二の静謐な筆致。モダンな小樽の町並みが、その感覚を増幅させる。全ての文科系少年・少女に捧げられた、奇跡のように美しいラブストーリー。
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13位 『機動警察パトレイバー2』(1993年/日本/押井守)

舌鋒鋭い優れた批評家でもある押井守が、平和ボケした我々に強烈なカウンターパンチを浴びせる問題作。クーデターで東京が崩壊していく描写は、今観ても生々しいリアリティをたたえている。
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12位 『キッズ・リターン』(1996年/日本/北野武)

バイク事故によって生死の境を彷徨った北野武が、忌まわしき己の十字架と正対するために撮りあげた復帰第一作。「まだ始まっちゃいねぇよ」は、今でも自分を鼓舞するために使ってしまう名セリフ。
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11位 『砂の器』(1974年/日本/野村芳太郎)

松本清張をして「原作を上回る出来」と激ホメさせた傑作。僕もこの映画は何度も見返しましたが、加藤嘉が「こんな人、知らね!」と絶叫する場面はいつ観ても胸に迫るものがあります。
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邦画ランキング10位〜1位

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