近年、デスゲーム作品が再び存在感を増している。特に2025年に配信された『イクサガミ』、『今際の国のアリス』シーズン3、『イカゲーム』シーズン3という3作品を横断して見ていくと、ある共通点が浮かび上がる。
しかし、その現象を正確に捉えるためには、まずデスゲームという形式自体の歴史をいったん概観する必要があるだろう。その源流をたどれば、孤島で人間狩りが展開されるリチャード・コネルの短編『最も危険なゲーム』(1924年)や、競技の脱落者が次々と国家に射殺されていくスティーヴン・キング(リチャード・バックマン名義)の『死のロングウォーク』(1979年)といった初期作品に行き着く。
だが日本のポップカルチャーにおいて、「デスゲームもの」というフォーマットを決定づけたのは、高見広春原作の映画『バトル・ロワイアル』(2000年)。中学生たちが互いに殺し合うという壮絶設定は当時大きな衝撃を与え、「子どもに見せるべきか、否か?」という論争まで引き起こした。その後も『リアル鬼ごっこ』(2008年)、『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)、『GANTZ』(2011年)などが公開され、デスゲーム的モチーフが日本の大衆レベルにまで浸透していく。
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