90位 『Idiology』(2001年/Mouse On Mars)
「古き良き未来」とでも形容すべきsi-fi(サイ・ファイ)感覚。電子のパルスが縦横無尽に光速移動し、ピコピコと聴覚を刺激する。地球の重力に逆らうようなねじれ感、肩越しに覗きみえるかのような”ほどほどの”近未来感が、とてつもなくキモチイイ。
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89位 『Karma』(1969年/Pharoah Sanders)
88位 『Black Radio』(2012年/Robert Glasper Experiment)
87位 『Doors』(1967年/Doors)
86位 『Come Away With Me』(2002年/Norah Jones)
85位 『Ascenseur Pour L’échafaud』(1958年/Miles Davis)
84位 『Hello Young Lovers』(1964年/Jimmy Durante)
83位 『Transformer』(1972年/Lou Reed)
82位 『Around the House』(1998年/Herbert)
81位 『Tide』(1970年/Antonio Carlos Jobim)
80位 『The Tony Bennett & Bill Evans Album』(1975年/Tony Bennett & Bill Evans)
79位 『Kuni』(2022年/LNDFK)
78位 『Hotter Than July』(1980年/Stevie Wonder)
77位 『Joshua Tree』(1987年/U2)
76位 『Arrival』(2016年/Johann Johannsson)
75位 『Harry』(1969年/Nilsson)
74位 『Elephant』(2003年/White Stripes)
ヴォーカル、ギター、ドラムという極端に削ぎ落とされた2ピースバンド・サウンドがリスナーの身体に浸食し、あらゆる理性を破壊しまくる。単調なビートにぶっきらぼうなギター・リフが重なる、凶暴なガレージ・ロック。
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73位 『In Our Nature』(2007年/Jose Gonzalez)
72位 『Wolfgang Amadeus Phoenix』(2009年/Phoenix)
71位 『A Seat at the Table』(2016年/Solange)
姉ビヨセンが足し算の美学でマッシヴな音像を創り上げたとするなら、妹ソランジュは引き算の美学。プロテスト・ソングとしての意匠をまといながらも、彼女のパーソナルな想いが込められた一枚。
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70位 『5』(2019年/Sault)
69位 『Tiger, My Friend』(2004年/Psapp)
トイギター、壊れたオモチャ、オルゴール、オルガンなどで奏でられるアナログなトイポップ・サウンドに、浮遊感のある電子音が巧妙に織り交ぜられていて、否が応にも快感中枢が刺激されまくり。おとぎ話から抜け出してきたかのような、柔らかなトイトロニカ。
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68位 『A Beautiful Revolution (Pt 2)』(2021年/Common)
67位 『Le Grand Jazz』(1979年/Michel Legrand)
ハード・バップ以降のモダン・ジャズは、どうしてもテクニック重視のスポーティーな文脈として捉えられがち。しかし、ミシェル・ルグランのヨーロッパ的感性によって解体→咀嚼→再構築されると、一転して軽妙洒脱なラウンジ・ミュージックに。
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66位 『Gattaca』(1997年/Michael Nyman)
65位 『Somethin’ Else』(1958年/Cannonball Adderley)
64位 『The Social Network』(2010年/Trent Reznor & Atticus Ross)
63位 『Fun』(1994年/Daniel Johnston)
62位 『Begin Again』(2014年/V.A)
61位 『Come Fly With Me』(1957年/Frank Sinatra)
60位 『Dig Your Own Hole』(1997年/Chemical Brothers)
ドラムン・ベースを大胆に取り込み、エッジのきいたビッグ・ビートでクラバーどもの心をわし掴み。プロディジーの『Fat Of The Land』(1997年)と並んで重要視されるべきアルバム。
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59位 『Blue』(1971年/Joni Mitchell)
58位 『Punisher』(2020年/Phoebe Bridgers)
57位 『Remain In Light』(1980年/Talking Heads)
56位 『Are You Gonna Go My Way』(1993年/Lenny Kravitz)
直線的でソリッドなギター・リフと、タイトなドラミング、そしてブリービーなベース・ラインが重ね合わさることで生まれる、陶酔的グルーヴ。’60年代を思いっきり意識した、確信犯的ビンテージ・サウンド。
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55位 『Ballads』(1963年/John Coltrane)
54位 『Play』(1999年/Moby)
クラブミュージック、アンビエント、ヒップホップ、ブルース…あらゆる音楽を口当たりのいいカクテルに処方してしまうモービーの手際。凶暴なまでに剥き出しな野生をインテリジェンスでまとめあげた、清冽なエレクトロニカ。
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53位 『Daisies Of The Galaxy』(1996年/Eels)
フォーキーとみせかけてエレクロニカな要素もアリ。エクスペリメンタル・ロック・スタイルで描かれる、アメリカの闇。
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52位 『Blossom Dearie』(1956年/Blossom Dearie)
ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーンといったソウルフルなジャズ・ヴォーカリストとは一線を画す、キュート&コケティッシュな歌声。元祖メガネ女子による、ウェル・メイドでエスプリの利いた小粋なフレンチ・ジャズ。
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51位 『Vanessa Paradis』(1992年/Vanessa Paradis)
“90年代最強のフレンチ・ロリータ”ヴァネッサ・パラディを従えて、レニー・クラヴィッツが緻密に設計した’60sガール・ポップ。
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