「『チャイナタウン』この世の地獄を見た映画作家が、己のトラウマと対峙するフィルム・ノワール ※注!ネタバレ含みます。」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。
「この世の地獄を見て育った*」
かつてロマン・ポランスキーは、こんなコメントを残している。1933年にフランスのパリで生まれた彼は、幼少時に家族でポーランドへと移住。しかし第二次世界大戦が始まると、吹き荒れる反ユダヤ人政策によって迫害の対象となり、幼少期をクラクフのユダヤ人隔離居住区で過ごした。まだ年端もいかないポランスキー少年は、おびただしい死と暴力をその眼に焼き付ける。
やがて父親の手引きによって、隔離居住区を脱出。ナチスから身を隠し、各地を転々としながら地獄の戦火を生き延びる。だが、母親はアウシュビッツに強制連行され、ドイツ人の手によって虐殺されてしまう。しかも、その胎内には新しい命が宿っていた。それは強烈なトラウマとして、彼の心奥深くに刻み込まれることになる。
ぜひご一読ください!
DATA
- 原題/Chinatown
- 製作年/1974年
- 製作国/アメリカ
- 上映時間/131分
- ジャンル/ミステリー、サスペンス、クライム
STAFF
- 監督/ロマン・ポランスキー
- 脚本/ロバート・タウン
- 製作/ロバート・エヴァンス、アンドリュー・ブラウンズバーグ、C・O・エリクソン
- 撮影/ジョン・A・アロンゾ
- 音楽/ジェリー・ゴールドスミス
- 編集/サム・オスティーン
- 美術/リチャード・シルバート
- 衣装/アンシア・シルバート
CAST
- ジャック・ニコルソン
- フェイ・ダナウェイ
- ジョン・ヒューストン
- バート・ヤング
- ペリー・ロペス
- ジョン・ヒラーマン
- ダレル・ツワーリング
- ダイアン・ラッド
- ブルース・グローヴァー
- ロイ・ジェンソン
- リチャード・バカリアン
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